2010年9月26日星期日

[我流翻譯] アニソンに見る夢 (譯:在動畫歌裡看見的夢想)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/donna/20100924-OYT8T00769.htm

アニソンに見る夢

昨年に引き続き、JAMプロジェクトの武道館公演に行ってきた。今更ながらしつこく説明すると、JAMは、影山ヒロノブさんをリーダーとする「ジャパンアニメーションソングメーカーズ」で、多くのアニソンを世に送り出しているグループである。海外での人気も高く、2008年にはワールドツアーを行い、ちょうど23日も香港で公演をしたところだ。10周年を迎えた今年は、国内でのツアーのファイナルとして武道館で2日間の公演を行った。





私は、2日目におじゃましたのだが、客席は超満員。昨年より明らかにお客さんが増えている。場内が暗くなるといっせいにふられるサイリウムの数に、その客数の増加は明らかに見えてとれ、とてもうれしく、そして誇らしい気持ちになった。

ライブは、昨年より進化した内容で、すばらしかった。場内約1万人の客が唱和した「GONG」、そして客席中が跳びはねながら一緒に歌った「SKILL」。さらに、アンコールもすべて終了したあとも、1万人の客がほとんど席をたたず、場内に流れる「HERO」という歌、アニメや特撮の中のヒーローを信じていたあの頃を思い出してみないか、と歌うその歌を合唱したのには、ちょっと涙が出てしまった。

なかなか、あの熱気、熱量を文字で伝えるのは難しい。百聞は一見にしかず、であり、「アニソンなんて子供のものでしょ」とか「ほんの一部のオタクが集まっているだけでしょ」と思っているような世の中の多くの方たちには、ぜひ、あの現場をちょっとでものぞき見てほしい。(ヨリモバの私のコラムにも、このライブの話は書いているので、ぜひ興味のある方にはそちらものぞいてほしい)

でも、ここで文字で書いておきたいことが一つある。それは、今回のライブには、日本人だけでなく、香港や台湾、韓国などからファンが駆けつけたということだ。ライブを楽しんだだけではなく、ライブ終了後には、そんな海外からのファンと日本人ファンとが一緒に居酒屋に繰り出し、そこかしこで小さな国際交流がもたれたそうだ。

アニソンがなかったら知り合うこともなかった言葉も文化も違う人たちが、同じ歌を口ずさみ、交流できるというのは、なんとすばらしいことだろう。こういう話を聞くと、アニソンには可能性がある、と改めて、強く強く、思う。

実はJAMプロジェクトを中心とした日本のアニソンシンガーは、10月始め、上海万博でも3日間の公演を行う予定となっている。昨今の日中関係の緊張のため、ホームページには現在公演が「中止となる可能性もある」と掲示されている。

もちろん、アーティストと、そして一緒にツアーで中国に向かうファンの安全が第一だということは大前提だ。でも、できるなら、公演を実現してほしい。アニソンを媒介にして、違う国、違う文化、違う言葉の人間が交流し、理解しあうことの積み重ねだけが、きっと国と国との関係をいつかは変えることができる、と思うから。

かつて、劇団四季の浅利慶太さんが、挨拶で言われた言葉を、今、思い出している。

「政治は短い、でも文化は長い」。

(2010年9月24日  読売新聞)

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在動畫歌裡看見的夢想

跟昨年一樣,我出席了JAM Project在武道館的公開演出。假如要詳細說明的話,JAM就是以影山浩宣(影山ヒロノブ)為首的「JAPAN ANIMATIONSONG MAKERS Project」,一個以將Anison (Animation Song,包括但不限於動畫歌曲)帶給全世界的歌手組合。他們在日本國外也很受歡迎,在2008年便舉行了世界巡迴演出,更剛剛在23日於香港舉行演唱會。作為迎接組成10周年的今年,他們已經在日本武道館舉行了合共2天的最後演出。

我是參加了第二天的公演,那天可是全員滿座。比起昨年有更多的觀眾參加。當場內的燈光一轉暗,熒光棒的數量便突然標升,而在場觀眾的數量便更容易觀察到了。那時的我感到很開心,也很驕傲。

演唱會的內容比上一年改善了,很精彩的一夜。有場內全員一起大合唱的「GONG」、還有各位一起跳一起唱的「SKILL」。而且,當所有Encore都完結後,所有觀眾站起來,一起合唱那首嘗試勾起我們小時候相信著的動畫/特攝裡的英雄的回憶、名為「HERO」的歌曲的時候,我的眼不禁流出少許淚光。

要將那份熱誠和氣氛用文字表達出來是很困難。聞名不如見面,那些認為「動畫歌這些東西只是子孩的玩意兒」、「他們只是一堆宅男宅女吧」的各位朋友,請你們嘗試到現場感受一下那種氣氛吧(我在別的專欄裡也寫了相關的東西,有興趣的朋友請到那兒看看吧)(編按:一會兒找到便更新上來)。

話雖如此,但我在這裡想說的還有一件事。就是今次的演唱會,不單只是日本人,還有香港、台灣和韓國等等的歌迷都有來到這裡。他們不單只為了享受演出,在演唱會完結後,他們還會和日本的歌迷一起到小酒館各有各的在暢談,猶如一個小型的國際交流會。

沒有動畫歌就不會認識、言語不通、文化不同的人們,口裡哼著相同的一首歌、能夠彼此交流著,這樣的一件事真的是很奇妙吧。聽到這裡,就會很強烈的認為,動畫歌真的擁有著一種可能性。

其實以JAM Project為中心的日本動畫歌歌手,會在10月開始,預定在上海世博舉行一連三日的公開演出。可是因為最近中日關係緊張,其官方網頁上寫了「有可能中止」的消息。

以歌手和一起到中國的歌迷的安全第一為大前提,這是理所當然的。但是,許可的話,我都想讓演出能夠順利實現。因為,我認為以動畫歌為媒介,令不同國家、不同文化、不同語言的人們能一起交流,互相理解,並繼續加深這種關係,一定能在某一天改變國家與國家之間的關係。

現在,我想起了從前,劇團四季的淺利慶太先生對我的一番寒暄。

「政治上是短視的,但文化上是長期的。」(編按:這句可能譯得不夠好…)

2010年9月24日 讀賣新聞

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寫得不錯所以分享一下,翻譯可能不好…
歡迎轉貼。

一件國際性質的交流活動,因為政治和民族因素而擱置實在很可惜,可是世俗人們短淺的眼光就更加教人失望…

以上

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